海外ジャーナルレビュー : 「癌」

重既治療GISTの四次治療にRipretinib:INVICTUS試験
Ripretinib in patients with advanced gastrointestinal stromal tumours (INVICTUS): a double-blind, randomised, placebo-controlled, phase 3 trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:The Lancet Oncology
年月:July 2020
巻:21
開始ページ:923
【背景】
進行した消化管間質腫瘍(GIST)に対する治療はKITやPDGFRAを標的としたチロシンキナーゼ阻害薬が中心であり、一次治療のイマチニブ、二次治療のスニチニブ、三次治療のレゴラフェニブまで確立されている。フランスCentre Leon BerardのBlayらは、イマチニブ、スニチニブ、レゴラフェニブの治療を受けた進行GIST患者に、ripretenibまたはプラセボを2:1で割り付ける第3相多国籍ランダム化比較試験INVICTUSを実施した(n=129)。
【結論】
無増悪生存期間の中央値はripretinib群6.3ヵ月、プラセボ群1.0ヵ月であった(ハザード比0.15)。グレード3・4の治療関連有害事象としてripretinib群でリパーゼ増加、高血圧、疲労、低リン酸血症が少数みられた。治療関連重篤有害事象は、ripretinib群9%、プラセボ群7%で発生した。治療関連死は両群1名ずつであった。
【評価】
各分子標的薬に耐性となったフォースラインで一定の奏効を示し、プラセボ群の大半がクロスオーバーしたにもかかわらず、OSも延長した。この結果によりFDAの承認を受けている。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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