海外ジャーナルレビュー : 「癌」

HER2陽性胃がん初回治療でペムブロリズマブ+トラスツズマブ
First-line pembrolizumab and trastuzumab in HER2-positive oesophageal, gastric, or gastro-oesophageal junction cancer: an open-label, single-arm, phase 2 trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:The Lancet Oncology
年月:June 2020
巻:21
開始ページ:821
【背景】
HER2陽性胃がんでは化学療法へのトラスツヅマブ追加で生存期間を延長できるが、これにペムブロリズマブを追加できるか。Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのJanjigianらは、HER2陽性の進行胃がん・食道がん・胃食道接合部がん患者で、化学療法に加えてペムブロリズマブ+トラスツヅマブを投与する単施設第2相試験を実施した(n=37)。
【結論】
フォローアップ期間中央値13.0ヵ月で、6ヵ月無増悪生存率は70%であった。治療関連有害事象として、神経障害が97%で報告された。グレード3・4の有害事象としてはリンパ球減少症、電解質低下、貧血があり、重篤有害事象は2件発生した(グレード3腎炎)。免疫関連有害事象によるペムブロリズマブ中止は4名で、治療関連死はなかった。
【評価】
化学療法+トラスツヅマブ+ペムブロリズマブが安全かつ有効であることを明らかにした。第3相KEYNOTE-811試験が進行中である(NCT03615326)。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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