海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

アメリカ学校給食の質の改善努力の効果は明らか
Association of the Healthy, Hunger-Free Kids Act With Dietary Quality Among Children in the US National School Lunch Program [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:July 2020
巻:324
開始ページ:359
【背景】
アメリカでは2010年にHealthy, Hunger-Free Kids Act (HHFKA)2010が成立し、学校給食の質の根本的改善が図られた。University of WashingtonのKinderknechtらは、National Health and Nutrition Examination Survey(NHANES)に回答した生徒6,389名(NSLP参加者:2,472名[39%])を対象として、同法制定の給食の質へのインパクトを検討する横断研究を行なった。一次アウトカムはHealthy Eating Index-2010(HEI-2010)スコアによる給食の質の変化である。
【結論】
法律制定前後の調整平均HEI-2010スコア差は、低所得層NSLP生徒:11.9 vs. 非NSLP生徒:−0.7、低中所得層NSLP生徒:14.3 vs. 非NSLP生徒:2.0、中高所得層:12.8 vs. 非NSLP生徒:4.7で、改善は有意であった。
【評価】
Healthy, Hunger-Free Kids Act of 2010は給餌栄養価を向上したとのエビデンスであるにもかかわらず、現政権により基本は全粒粉量の増加、減(脱)脂乳の導入、野菜・果物の増加、でん粉質(ポテト等)の減量、減塩、トランス脂肪酸の低減である。トランプ政権は同法を骨抜きにし、全粒粉量が減らされ、塩分や甘味牛乳などが給食化され、さらに野菜減量が検討されている(https://www.contemporarypediatrics.com/view/how-media-helps-connect-transgender-and-gender-diverse-children-with-gender-care)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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