海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

アロプリノールでT1D患者のGFR低下は防げない
Serum Urate Lowering with Allopurinol and Kidney Function in Type 1 Diabetes [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:June 2020
巻:382
開始ページ:2493
【背景】
アロプリノール治療は、1型糖尿病(T1D)患者の腎機能低下を予防できるか。Harvard Medical SchoolのDoria(PERL)らは、血清尿酸値4.5 mg/dL、GFR値40.0〜99.9 mL/min/1.73m2の患者530名(HbA1c値平均8.2%)を対象としてこれを検証するRCTを行なった(対照:placebo)。一次アウトカムは、ベースライン調整GFR値である。
【結論】
介入により平均血清尿酸値は有意に低下した(6.1 mg/dLから3.9 mg/dL)が、一次アウトカム効果はなかった。
【評価】
NEJMはCKD患者への同薬の効果を検証したCKD-FIX結果を併載しており(https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1915833)、結果は軌一する。10年に及ぶこの仮説(https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0270929511001288)は、棄却されることになったようである。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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