海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

高齢T1D患者へのCGMは
Effect of Continuous Glucose Monitoring on Hypoglycemia in Older Adults With Type 1 Diabetes: A Randomized Clinical Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:June 2020
巻:323
開始ページ:2397
【背景】
JAMAは1型糖尿病(T1D)患者に対する持続血糖測定(Continuous Glucose Monitoring: CGM)に関する2論文を併載している。AdventHealth Translational Research InstituteのPratleyら(WISDM)によるものは60歳以上の患者203名を対象にしたもので、CGMが低血糖の軽減に有効かどうかを検証するRCTである(対照:標準的血糖モニタリング[BGM])。一次アウトカムは、6ヶ月間に血糖値70 mg/dL未満であった時間の割合である。
【結論】
CGMの一次アウトカムにおける小幅だが有意な効果を認めた(調整群間差1.9%)。平均HbA1c値も低下した(調整群間差0.3%)。重度低血糖エピソードはCGM:1名、BGM:10名で、転倒はCGM:4名、BGM:3名、救急受診はCGM:6名、BGM:8名であった。
【評価】
若年患者での検証と同じく(https://doi.org/10.1001/jama.2020.6940)「有効」ということだが、老人の方がアドヒアランスがよかった、という。HbA1cへの効果は若年者より劣ったが、低血糖予防効果はある、ということになる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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