海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

PCI後出血リスクの評価にはARC-HBR基準の使用を
Validation of the Academic Research Consortium High Bleeding Risk Definition in Contemporary PCI Patients [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:Journal of the American College of Cardiology
年月:June 2020
巻:75
開始ページ:2711
【背景】
PCI後の出血リスクの予測は致命的に重要である。Icahn School of Medicine at Mount SinaiのCaoらは、3次医療センターでPCIを受けた9,623名の患者データに基づき、ARC(学術研究コンソーシアム)が提唱する出血高リスク(HBR)臨床基準の有用性を検討するコホート研究を行った。一次エンドポイントは、院内術中出血・退院後1年内出血の複合である。
【結論】
ARC-HBR基準合致患者は、同基準非合致患者に比し一次アウトカム(1年以内出血)が3倍であった(9.1% vs. 3.2%)。また、ARC-HBR該当項目数の増加に従い出血リスクは階段状に上昇した。HBR患者は全死因死亡等全二次エンドポイントを高率に満たしていた。
【評価】
2019年に発表された同基準は、ここでの報告のように有用性を示しており、すでに計算アプリもある(https://www.cerc-europe.org/arc-hbr-high-bleeding-risk-evaluator/)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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